北東アジアの平和と非核化を実現させよう

2018年8月3日 14時26分 | カテゴリー: 活動報告

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 7月27日、ピースデポ共同代表の湯浅一郎さんを講師にお迎えし、「北東アジアの軍事によらない安全保障体制の構築に向けて」の連続講座が開催されました。 第2回目のこの日は「市民社会が構想する北東アジアの安全保障の枠組み」と題して北東アジア非核兵器地帯化へ積極的に動こう!というお話でした。 2017年7月7日、核兵器を違法とする核兵器禁止条約ができたものの、現在批准したのは11カ国。唯一の戦争被爆国の日本もまだ不参加です。この禁止条約の署名・批准を求める地方議会の意見書が多く採択されています。湯浅さんは、禁止条約の成立は「核のない世界」へ向けての「終わりの始まり」に過ぎないと言います。 地球上の核弾頭数は、米ソ冷戦の中で急増し,約70,000発に。その後冷戦終結とともに減少し、今世界には約15,000発の核兵器があり、93%は米ロで保有しています。これらをなくしていくために、核兵器禁止条約をいかに活かしていくかが問われています。北東アジア非核化のはずみにしたいと湯浅さんは言います。 今年4月27日の板門店宣言では「停戦協定を平和協定に転換し(中略)完全なる非核化を通じての、核のない朝鮮半島を実現するという共同の目標を確認し」、6月12日の米朝共同声明でも「相互の信頼醸成によって朝鮮半島の非核化を促進できることを認識し」とあり、現在北東アジアの安全保障に関して、画期的な状況が生まれています。地域の非核化を通じて、グローバルな「核なき世界」へ飛躍するチャンスが到来していると言えます。 この機を生かして私たちができることは、北東アジア非核兵器地帯を支持する自治体首長署名を広げること(川崎市では前市長が署名しています)、核兵器禁止条約に署名、批准することを求める地方議会の意見書採択を広げること、そして核兵器禁止条約の署名、批准を政府に求めていくことです。