自然エネルギーで暮らす社会へ

2018年8月6日 22時16分 | カテゴリー: 活動報告

持続可能な環境をつくる政策研究会主催で「エネルギーの自治と地域づくり」と題して、飯館電力(株)取締役千葉訓道さんを講師にお迎えし、学習会が開催されました。

 千葉さんは、単身赴任先から帰っていた福島で東日本大震災に遭遇しました。

 東京に戻ってからの生活に違和感を覚え、会社を辞め福島に帰り、復興に直接役立てる土湯温泉地熱&小水力発電事業に取り組みます。再生エネルギー電気の売電で得た収入は投資分の償却とまちの再生資金に、地熱発電施設を観光資源化し、自然エネパークやエビの養殖事業など、2次産業も生み出し雇用創出を図り、まちの復興と振興を目指します。

 2014年には、原発事故の影響で全村避難せざるを得なかった飯館村の再生をかけて、村民と共に飯館電力を立ち上げます。遊休地のソーラーパネルの他、ソーラーシェアリングという農地の上に藤棚のようにパネルを設置することで農地を二階層利用しながら、自然エネルギーを生み出しています。

 大電力会社に独占された電力システムから地域分散型の電力発電に、更にはそこから地域の雇用を生み出し、地域循環型経済に社会を変えていく実践は、次世代に向けての豊かな地域づくりに活かせる取り組みです。こうした実践を地域エネルギー政策に生かしていきます。