神奈川県農業技術センターを見学しました。

2018年12月13日 02時01分 | カテゴリー: 活動報告

 12月11日、平塚にある神奈川県農業技術センターに行ってきました。神奈川県は、都市化は進んでいるけれども、農業をしっかりしている県で、農業産出額は、846億円(年)。山梨県899億円、富山県666億円と聞いて驚きでした。お米はあまり作っていないけれど、野菜や果物の生産量は多いのです。この農業技術センターは研究開発と普及指導、担い手育成を通して都市と共存し、産業として自立した「かながわ農業」の実現を目指しています。

 大根やネギ、ナス、トマトやスイートピーなどの新品種を育成したり、いろいろな品種の麦を育て神奈川県に合う奨励品種「ゆめかおり」を選定したり、梨や梅の木を横に繋いで育てることで、収穫を早くし収穫時に省力化にもなるジョイント農法を研究したり、ハウスの中でトマトを水耕栽培で育て、10月から翌年7月まで収穫できるスマート農法を行いデータを取ったり、圃場を回りその取り組みの様子を見学してきました。

 今年4月に主要農作物種子法が廃止されました。これまでは米・麦・大豆の主要作物について優良な種子の安定的な生産と普及に国が責任を持ち、都道府県の農業試験場の運営などに必要な予算をつけてきたのですが、これからは利益優先の民間の参入が考えられます。

 心配なのは、遺伝子組み換えの作物が入ってこないかということ。農業技術センターでは、今は作っていないし、許可のとれたものしか扱わないということでした。

 遺伝子組み換えの作物を食べることには、大きな不安があります。私たちがどんなものを食べたいのか、食の安全を考え、遺伝子組み換えの作物はいらないと声を届けていくことが必要です。