もっと利用しやすい一時保育を~一般質問から

初めての議会で、7月1日に一般質問をしました。

 子育てに疲れた時、リフレッシュしたい時に使う一時保育について、もっと利用しやすい一時保育が必要だと質問しました。

 認可保育園、認定こども園で行われている一時保育は、保護者が週2~3日以内の就労や就学をしている場合の非定型保育と、保護者が週1日程度の就労や就学をしている場合、保護者の病気、冠婚葬祭などで保育が必要になった場合、保護者の心理的・肉体的負担の解消を図る必要がある場合の緊急・一時保育があります。

 一つの園の利用定員は、非定型保育は1日10人くらいですが、緊急・一時保育は1日2人くらいまでとかなり少ないのが現状です。緊急と言っても利用するには前の月には予約しなければならず、予約の日には電話がつながらない、予約サイトも先着順でなかなか利用できないという状況です。保護者が育児に疲れた時、預けたいと思った時に使える一時保育にはなっていない現状をどう考えているか聞きました。一時保育のニーズの高まりに対応するために、新たな保育所を整備する際には、スペースが確保できる場合には一時保育の実施を要請し、充実していくのことでした。が、まだまだ預けられる人数は十分ではありません。

認定保育園では家庭で子育てをしている保護者を援助するため、リフレッシュしたい時に必要に応じて一時保育が受けられますが、預かり時間の単位や料金、保育時間などは施設ごとに異なります。何より利用料金が高く、子育てに疲れたから子どもを預かってほしいと思っても、誰でも気軽に利用できるわけではありません。認定保育園でのリフレッシュ保育は、運営費の補助はありますが、それでも利用料金が1時間800円~1000円、一日預けた場合5000円~6000円にもなります。認可保育園や認定こども園で行われている一時保育の1日利用料金は1歳未満児でも1日2900円、3歳未満児だと2500円、3歳以上児は1500円です。これと比較してもかなり高いのが利用のネックです。もっと利用しやすい料金になるように更なる運営費の補助を要望しました。

 昨年度の川崎市の児童虐待相談・通告件数の報告では、就学前までの年齢の乳幼児が全体の半数以上を占めていることが分かりました。6月に発表された「川崎市子ども子育て支援に関する利用ニーズ調査報告書」では、「緊急時または用事の際には祖父母等の親族にみてもらえる」と答えた就学前の子どもの保護者は59.4%ですが、一方で「親族、知人いずれもいない」と答えた保護者も23.7%にも上りました。

子育てに困っていても、だれにも相談できず、助けを求めることのできない保護者がたくさんいます。子どもの命を守るために、保護者の支援をもっと充実させていく必要があります育児に疲れた時に子供を預かってもらえる、もっと低料金で利用しやすい一時保育が必要だと質しました

 横浜市には、乳幼児一時預かり制度があります。NPO法人等に依頼して、生後57日から小学校入学前の子どもを理由を問わず預かる制度で、利用料金は1時間300円以下、1人の子どもにつき、月120時間、15日まで使える制度です。

 川崎市でも、このような一時保育の制度があれば、保護者の育児の不安に寄り添うことができます。いつでも子どもを見てもらえるという安心感があれば、子育てに余裕が生まれます。また家庭や子供の様子から虐待に至る前の早い段階で小さな課題を見つけることができ、虐待から子供を守ることができます。虐待が起こってから対応するのではなく、虐待が起こる前にこそ、子育ての支援は必要です。子供の命を守るために、保護者が働いていてもいなくても、誰でも育児に疲れた時、育児にストレスを感じた時に使える低料金の一時保育の制度の導入を要望しました。