台風19号 被害からの検証を!

この度の台風19号で被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

10月12日、川崎市を襲った台風19号は、甚大な被害をもたらしました。10日以上たった現在でも被害の全容は明らかではありません。150年に1度の大型の台風ということでしたが、9月にも大型の台風が来たばかり。来年はこのような大型の台風が来ない保証はどこにもありません。今回の台風への対策やそれにもかかわらず起きた被害などを十分検証して、これからの対策を立てる必要があります。何より市民の命を守り、生活を守ることを考えなければなりません。

夕方の避難指示が適切だったのか、高齢の方や障害のある方に避難場所などの情報をどのように届けて避難につなげていくのか、課題が見えてきます。避難所には、食料や水を自分で用意していかなければならないことなども、周知していくことが必要です。

中原区、高津区、多摩区では、92万平方メートルもの大規模な浸水が起こりました。川崎市は、増水した多摩川の水が排水管(5か所)を通って逆流したことが原因だと発表しました。また多摩川の支流の平瀬川と多摩川の合流地点では多摩川の水が逆流し平瀬川があふれたこと(バックウォーター現象)で住宅地に浸水しました。今回の排水管のゲート操作の検証を進め、今後の対策を考えていかなければなりません。

 災害ごみ、浸水した場所の消毒など、いかに迅速に復旧させていくか問題は山積みです。

また、学校は災害や感染症の拡大の恐れがある場合には、校長や教育委員会の判断で臨時休校にできると法律で定めていますが、保育園にはそうした法律がありません。川崎市として、臨時休園の基準を設ける、どうしても働く必要のある保護者のために、開園する保育園を限定して開園するなど、考えることも必要になってきます。地震だけでなく、大雨の浸水を想定した避難訓練も必要です。

この台風による被害から様々な課題を検討し、安心して暮らせるまちづくりに地域から取り組んでいきます。