共に生きる社会をー「差別のない人権尊重のまちづくり条例」に賛成します

川崎市で繰り返し起きている「ヘイトスピーチ」は、国籍の違いから、人間の尊厳と平等を否定するもので、決して許されるものではありません。この差別をやめさせるために、川崎市は、12月議会で「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」を提案しました。人種、国籍、民族、信条、年齢、性別、性的指向、性自認、出身、障害などあらゆる差別を禁止し、特に深刻なヘイトスピーチに対しては、罰則規定を設けています。神奈川ネットでは、罰則ありきではないと常に考えていますが、いまの深刻な被害の現状を考えれば、今条例の罰則規定もやむを得ないと判断しています。さらに、この罰則規定では、憲法が保障する表現の自由に慎重に配慮し、公共の場所で特定の国・地域の出身者やその子孫に対して国外退去をあおることなどに対象を限定しています。「差別防止対策等審査会」の意見を聞く仕組みも設けています。

度重なるヘイトスピーチに命の危険も感じられている当事者の方々の、差別のない社会を求める切実な声を重く受け止めています。地域のなかで、ともに暮らし、支え合うことが求められる時代のなかで、誰もが多様性を認め、お互いを尊重し、自分らしく暮らせる社会にしていくために、この条例案に賛成します。