ごみ処理の現場から③-王禅寺資源化処理施設見学ー 分別のルールを守り、ごみの減量を!

青い車が粗大ごみを、白い車が空き缶・ペットボトルを運んできました

127日、王禅寺処理センター資源化処理施設を見学しました。ここは川崎市北部から収集した「粗大ごみ・小物金属」、「空き缶・ペットボトル」、「空きびん」を中間処理(リサイクル工場に搬出されるまでの処理)している施設です。

集積所から集めた「粗大ごみ」(タンスや椅子、ソファや布団など)と「小物金属」を積んだ収集車が次々と途切れることなくプラットフォームに入ってきます。電線コードや銅などの金属は手で回収します。その後、不適物を除き「燃えるもの」と「金属類」に分け、燃える物は、剪断破砕機で粉々にした後、隣の王禅寺処理センターへ運び燃やします。

金属類は回転破砕機に投入、粉々にされ選別機で「鉄」と「アルミ」に分けて回収します。残りは燃えるものとしてピットに運びます。鉄とアルミは別々の車両でリサイクル工場に運ばれ、新しい商品に生まれ変わります。

ここに運ばれてくれば、どんなにきれいでまだまだ使えそうな家具もすべて、壊して燃やされます。リユースを希望するときは地域の環境事業所に電話して、別途引き取りに来てもらってくださいとのことでした。橘リサイクルコミュニティセンターに展示した後、希望者に抽選のうえ引き渡されます。それにしてもどんどん搬入される粗大ごみの多さに驚きました。

空き缶・ペットボトルは、機械でビニール袋を取り除き、手作業で異物やスプレー缶を取り除き、磁石の力でスチール缶、うず電流でアルミ缶、風で飛ばしてペットボトルに分けます。スチール缶、アルミ缶はそれぞれ別々につぶして固まりを作りリサイクル工場に運びます。ペットボトルも手作業で異物を除き、キャップは機械で取り外します。キャップが付いたままのものが非常に多く、ごみ捨てのルールの徹底が必要だと感じました。ペットボトルもつぶして固まりを作りリサイクル工場に運びます。

 

色別にびんを仕分けしています

空きビンは、リターナルびんを回収した後、選別室でこれも手作業で、「無色」「青緑」「茶色」「黒色」の色別に分け、リサイクル工場に運ばれます。

今の時代に、コンベアに張り付いて、手作業で選別していること自体が驚きです。臭いや異物混入の危険があり、立ちっぱなしの仕事ですから、これこそ機械でできないものかと思いました。が、以前に機械で分別したこともあるけれども、やはり異物が混入するのを避けるには人手ということでした。

住環境が変わり、クローゼットがあれば、タンスは必要なくなってきています。終活ということも考えられ、粗大ごみが多くなっているのかもしれません。もう大量消費する時代ではありません。必要なものだけを購入するという意識改革も必要です。ごみの量を減らし、分別のルールを守り、環境に負荷をかけない生活をしていくことが求められています。