ヘイトクライムを許さない!

昨年12月に「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」が成立しました。しかし、年が明けてから、川崎区にある多文化交流施設「ふれあい館」には在日コリアンに危害を加える内容の年賀状が届き、驚くとともに怒りを覚えました。みんなで差別のない社会を作っていこうという時になぜこのようなことをするのか、全く理解できません。1月末には市職員の職場宛にふれあい館を爆破するというはがきが届きました。市は警備員1人を「ふれあい館」に配置し、毎朝開館前の館内点検をしています。また、威力業務妨害で川崎臨港署に被害届を出しました。多文化共生のまちづくりの中心を担う「ふれあい館」を標的にした醜い脅迫に、心が痛みます。子どもたちもとても怖い思いをしていると思います。

そうした中、210日、川崎区にある市立の大師小学校と大師中学校、渡田中学校と県立川崎高校の4校に学校の爆破を予告する封書が届きました。そして昨日13日、また川崎区にある市立宮前小学校に爆破予告の封書が届きました。筆跡などから同一人物によるものとみられています。これは明らかに犯罪です。

相次ぐヘイトクライム(差別に基づく犯罪)にひるむことなく、毅然として立ち向かわなければなりません。子どもたちが学ぶ学校にまで、このような脅迫をしてくるなんて、決して許されるものではありません。なぜ特定の民族を貶め、差別するのでしょうか。みんな、みんな同じ人間です。一人ひとりが大切な、かけがえのない存在です。

多様性を認め合い、お互いを尊重し、誰もが安心して暮らせるまちづくりを共に進めていきましょう。