学校再開後の児童・生徒の心のケアを!

  6月1日の学校再開から1か月が過ぎました。時間帯をずらしての分散登校を経て、クラス全員での授業や給食も始まっています。3月から休校が3か月も続いたということで、学習の確保、いかに学習の遅れを取り戻すかということに、どうしても目が行きがちです。しかし、これまで誰もが経験したことのない3か月のステイホーム期間を経ての学校再開ですから、児童・生徒の不安やストレスには十分な注意を払う必要があります。

学校再開が待ち遠しくわくわくしていた子どももいれば、久しぶりの登校で何となく心の重かった子どももいます。慣れないマスクをつけての生活に、給食の時間もお喋りを減らすなど、これまでとは違った生活に戸惑いを感じている子どももいます。

じめじめとした梅雨の蒸し暑さに加え、これからさらに暑さに向かっていくことから、今まで頑張っていたけれども、心と体の不調を感じる児童・生徒が出てくることを懸念して、心のケアについて教育委員会に質しました。

教育委員会からは、全児童・生徒に個別面談等を行い一人ひとりの心身の状況を十分に把握するとともに不安や不満を受け止めつつ新たな目標を持てるよう丁寧な対応に努めている、学級担任や学年職員を中心に全教職員で,児童生徒の状況を丁寧に見守りながら、一人ひとりに寄り添った声かけやアドバイスを行うとともにスクールカウンセラーを十分活用しながら必要な支援を行うよう努めているとのことでした。

スクールカウンセラーの相談件数は今のところ増えてはいないが、今後様々な形でストレスがあらわれてくることが予想されるので、児童・生徒へのカウンセリングだけでなく、教職員や保護者への適切な助言で、児童生徒の心のケアや教職員のサポートの充実に努めるとのことでした。

しかしこれまで学校生活になじめない児童・生徒の心安らげる場所であった保健室は、熱がでたり、体調を崩す子どもの対応に追われ、今までのように養護教諭が心の悩みに対応することが難しい状況です。中学校には週1回スクールカウンセラーが学校に一日常駐して相談に乗ってくれますが、小学校は予約して初めて相談ができる巡回という形をとっています。これだとやはり相談のハードルが高いのが現状です。

専門性の高いスクールカウンセラーの果たす役割は大きいことから、小学校にもスクールカウンセラーが常駐する日を作るなど、配置の工夫と児童・生徒の今後の状況に応じてスクールカウンセラーの増員を要望しました。