2020.9決算審査特別委員会(文教分科会)から  新入学準備金のもっと早期の広報を!

川崎市では、新小学1年生となる修学予定者の保護者に対して、新入学準備金が入学前の3月に支給できることになっています。

11月に小学校で行われる就学時健康診断で、保護者に「新入学準備金のお知らせ」を学校を通じて配布し、申請書は11月中に各家庭に郵送しているとのことでした。申請書は1月までに提出してもらい、審査をした上で3月支給という流れです。昨年は新1年生12,792人のうち、966人が受給しています。

新入学準備金のことを知らせる時期は11月ですが、もっと早く知らせる必要があると考え質問しました。今ランドセルの準備は、以前と違ってとても早く、入学する前の年の夏には購入するそうです。このランドセル選びをラン活と言うそうですが、夏には保育園や幼稚園の子どもたちの間で、ランドセルを買ってもらったと話題になるそうです。経済的に苦しければ、何とかしなければと思って焦りますが、この時に3月に新入学準備金がもらえるという情報を持っていれば、安心して新入学準備金の支給を待つことができます。

夏頃には、保育園や幼稚園に就学援助制度についてのお知らせを貼りだすなど、早い時期に新入学準備金などの情報を周知することが必要ではないかと問いましたが、教育委員会では現在のスケジュールで一定の効果があると考えているとのことでした。昨年は11月1日号の市政だよりと同時期のHP上での周知でしたが、次年度の予定をもっと早期に知らせることも広報の充実につながると考えているので、検討を進めるということでした。

ホームページは自ら情報を取りにいかなければ、必要な情報を取ることができません。生活することに一生懸命な状態では、ホームページはなかなか見ることができません。川崎市子育てガイドブックには、「小・中学生になったら」という章に就学援助制度についての記述があるのですが、「経済的な理由により就学が困難な市立小・中学生の保護者の方に、学用品費や給食費、修学旅行費などを援助します。」という一文があるだけです。ここに小学校入学前の3月に新入学準備金が支給されることを入れるだけでも、周知の効果があるのではないかと思います。各区でもそれぞれ子育てのガイドブックを発行していますが、新入学準備金の記述はありません。市や区の子育てガイドブックに新入学準備金の情報を取り上げるよう、こども未来局や各区に働きかけることも提案しました。