地域の新拠点がオープン―「るーむら麻生」

川崎市麻生区東百合丘に、生活クラブ生協の地域の拠点「るーむら麻生」が4月からスタートし、17日にオープニングセレモニーがありました。ここは、1987年に日本初の生協が行うデイサービスとして誕生した「生活リハビリクラブ麻生」が移転してできた地域の参加型福祉の新拠点です。誰もが年を取っても住み慣れた地域で暮らしたいという思いを持っています。地域で支え合い、助け合いながら暮らしやすい地域づくりを実践してきた生活クラブ生協、ワーカー、組合員がこれから更に、お年寄りだけでなく地域に暮らす全ての人がつながって、心地よく暮らしていけるようにとの思いをもって作っています。

「るーむら麻生」という名前は、「お年寄りがいつもいる村」「子どもたちもいつもいる村」「自然と共存している村」「笑顔が沢山ある村」そんな地域コミュニティづくりの思いを込めて名づけたそうです。

デイサービスの他、新たに小規模多機能居宅介護も開始し、配食、移動サービス、組合員スペースもあります。百合丘地域包括支援センターも入っています。木のぬくもりが感じられる素敵な内装で、3階建ての屋上には組合員や大勢の方の寄付で設置された太陽光パネルが設置されており、災害時でも5日間の電気を賄えるそうです。

組合員スペースでは部活動が動き始め、本好きの人が集まる会、お料理、手芸、音楽、ヨガなど色々な計画が進行中です。こんな居場所が近くにあることを正直うらやましく思いました。

セレモニーでは、この拠点のために代々守り続けた畑を提供してくださった地主さんが、涙ながらに先祖も喜んでいると思うとお話してくださいました。

皆の思いがつまった地域の居場所です。人と人とのつながりを大切にして、「たすけて」と言えるまち、「たすけて」に気づけるまちにしていきたいという言葉が印象的でした。だれもが気軽に立ち寄れる、困ったことがあれば相談できる、そんな居場所が広がり、まちづくりが進むことに希望がふくらむ日になりました。だれもが暮らしやすい地域づくりにこれからも取り組んでいきます。

暖かみのあるデイサービスの部屋