中部リハビリテーションセンター井田体育館・井田プールがリニューアル!

昨年3月から大規模修繕工事のため利用停止になっていた障がいのある方などを対象にした中部リハビリテーションセンター井田体育館・井田プールがリニューアルオープンすることから、内覧会に行ってきました。

1981年開設の体育館は空調設備を導入し、アリーナ(床面)は全面張替えし、使用のなかった放送室や観覧席を撤去して、新たに相談室やトレーニングルームが新設されました。体温調節が難しい方でも、暑い夏、寒い冬でも安心して運動できます。相談室には寝たままや車いすに乗ったままでも筋量や体脂肪などが計測できる機器や基礎代謝が図れる機器があり、個別の運動支援プログラムを作成してもらうことができます。トレーニングルームには、バリアフリー対応のトレーニング機器が設置されています。ボタンを押すことで簡単に負荷の程度が徐々に変えられたり、車いすに乗ったまま使えるマシンもあります。障がいがあってもトレーニングができる様々なマシンがあることに驚きました。フィットネスルームではプロジェクターで動画を見ながら体を動かすことができたり、ヨガやダンスもできます。

1階のアリーナは、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、ソフトテニス、ソフトバレーにも対応しています。ハの字に開いた競技用の車いすに初めて乗って、バスケのゴールにチャレンジしましたが、上半身、腕の力だけでシュートするのは難しくゴールにボールが届きません。この車いすは倒れにくく、非常に小回りが利いて競技に適したものだということが分かりました。また、ボッチャやグランドゴルフなどの道具も利用できます。グランドゴルフも初めて体験しましたが、楽しかったです。車いすで使えるスティックもあります。

 となりの屋外プールは、1974年に川崎大師平間寺より寄贈されたもので、この度全面改築されました。多目的更衣室棟が新設され、プールの一部に屋根を設置し、熱中症対策と水温上昇の対策をとっています。おとな用プールと子ども用プールを一体化してこれまで課題だった死角を解消し、プールの全面通路を拡げて乗降スペースも確保しています。

子ども用プール

これまで障がい者スポーツ指導員3人の職員体制でしたが、新たにリハビリテーション専門職員が1人配置されます。もちろん中部地域支援室の医師、保健師、理学療法士、作業療法士、社会福祉職との連携も図っていくそうです。

また、支援者の育成として、運動支援技術の研修なども実施していくとのことでした。

障がいがあっても日常生活でスポーツに親しむことができる施設があることで、豊かな地域生活が送れます。特に車いすユーザーにとっては、整備された施設が身近にあることで、運動の機会が広がります。20数年前から娘がこの施設を利用させてもらっていたので、今回のリニューアルはとても楽しみでした。しばらく利用していませんでしたが、再開を考えています。

明日4月19日から22日まで、申し込み不要で市民向け内覧(午前10時~12時及び午後1時~3時)があります。多くの方に見ていただき、利用していただきたい施設です。

総工費約5億円もかけてリニューアルした施設です。大いに利用されるように、今後の周知の在り方や利用状況についても注視していきます。

車いすのまま体組成測定ができる機器