糸魚川市立糸魚川小学校とひすいの里総合学校を視察~合築で進む交流

新潟県糸魚川市立糸魚川小学校と糸魚川市立ひすいの里総合学校は、普通校と特別支援学校の合築です。全国的にも珍しいこの取り組みを視察してきました。ひすいの里総合学校は、糸魚川小学校の空き教室を利用して新潟県立高田特別支援学校ひすいの里分校として2005年に開校しました。築50年を超える小学校の校舎の建て替えに際して、糸魚川市に支援学校が欲しいとの市民の声を受けて、新潟県から糸魚川市に支援学校が移管され、2校を合築して2014年に完成しました。学校の設計を考える会議には、地域の住民や保護者、教職員も参加したそうです。中庭をはさんで校舎はそれぞれですが、子どもたちは同じ昇降口から登校します。木の温もりのある明るく開放的な校舎は廊下でつながっていて、児童や教職員の交流もしやすくなっています。大きな中庭では一緒に遊ぶことができます。図書館や体育館は共有、プールも時間を融通し合って使っています。どちらも糸魚川市立の学校となったことで、教職員の連携も取りやすく、同じ敷地に二つの学校があることで、子どもたちも日常的に交流することができます。

ひすいの里総合学校という校名には、特別な支援をするのではなく、自立のための総合的な支援をするという思いが込められています。校長先生は一緒にいることが普通で当たり前だと話されました。学校にはいろんな子どもがいて当たり前、一緒にいることでお互いが成長していく、これこそインクルーシブ教育です。同じ敷地につながった校舎があることで、自然な交流が進んでいます。障がいがあっても共に学ぶ素敵な学校です。

一緒に遊べる中庭

ひすいの里総合学校の昇降口

広い廊下の作品展示

明るい図書館

階段状になっている本を読む所

スヌーズレンルーム

開放的な教室ー教室と廊下の間に広いフリースペース